群発頭痛の辛い症状と改善法|医療機関に相談しましょう

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効果のある治療方法

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原因が未だ解明されていない群発頭痛は、激痛が起こる前に必ず前兆があります。頭痛発作が起こる5分前になると目がかすんだり、首が張ってくるといった変化があるのですが、この前兆発作は個人差があるので、万が一群発頭痛を発症してしまったら自分の体調の変化を見逃さず、発作の前の予兆を把握しておきましょう。また、群発頭痛を発症するとキリで刺されたような痛みに耐えかねて自分の体を傷つけたり、うつ病を併発してしまう場合もあるため、早急に医療機関へ受診するべきです。群発頭痛の治療は脳神経外科や頭痛外来などでできるのですが、主な治療方法は薬物療法や純酸素吸入法、神経ブロック療法です。薬物療法で群発頭痛を治療する場合、痛みの緩和や予防などで処方される薬剤が変わってきます。頭痛発作がひどい場合は、発作時に備えてトリプタン系の薬剤が処方され、発作を予防するために神経細胞膜を安定させる効果のある薬剤が処方されます。また、患者の状態や年齢によって大脳皮質の過剰反応を抑えるための薬剤も処方されるので、薬物療法だけでも十分な治療効果が得られます。また、痛みが悪化したときに処方されるトリプタン系の薬剤は、錠剤だけではなく点鼻薬や注射といった方法で体の中に取り入れていきます。

群発頭痛の治療法として使われる薬剤は高い治療効果が望めますが、場合によっては症状がなかなか改善しないこともあります。しかし、純酸素吸入法と呼ばれる治療方法は鎮痛薬を使う以上に痛みを和らげることができます。純酸素吸入法では、医療の現場で良く使われるフェイスマスクを使用するのですが、このフェイスマスクには純度100パーセントの酸素が入っていて、1分で7リットル吸引するという動作を15分ほど継続していけば痛みが徐々になくなっていきます。群発頭痛の発作が起こったときにすぐに行なうことでより効果が高まるので、鎮痛薬を服用する前に純酸素吸入法を試すと良いでしょう。また、純酸素吸入法の他にも群発頭痛には神経ブロック療法という治療方法もあります。神経ブロック療法では、神経が通っている道筋を狙って局所麻酔を打ち込み、神経の働きを一定時間だけで停止させながら痛みを軽減させます。この治療法なら、頭の血管の働きを司っている交感神経の機能を正常にすることができるので、群発頭痛特有の強い痛みを抑えることが可能となっています。しかし、これらの方法はすべての患者に効果があるというわけではないので、病院を受診するときにしっかりとカウンセリングを受け、自分に合った治療方法を考えていきましょう。